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日本とピンク

日本とピンク
はねず踊りの唐棣色(はねずいろ)
日本で伝統的にピンクが使用されているものの一つに
はねず踊りがあります。
はねず踊りとは、3月30日に京都の隋心院で行われる行事で
遅咲きの紅梅が香る梅林に設けた風流傘の周りを
紅梅の枝をさした花笠をつけ、唐棣色の段絞りの小袖を着た少女8名が
4名ずつ、小野小町と深草少将に扮して童歌にあわせて踊る、という行事です。
唐棣(はねず)は今の庭梅か、また木蓮や庭桜の古名をあらわし
「薄紅色」の梅の色をも表しています。
奈良時代には、中国文化の影響を受けて
花といえば舶来の梅をさしました。
平安時代になると、桜に対する心情がよみがえり
京都御所の左近の梅が桜に植え替えられ
和歌・絵画・工芸品にも多く登場して一般民衆の花として親しまれました。
梅にしろ桜にしろ
日本は古くからピンクを愛する国だったんですね。
